「役職定年」で居場所を見失う人たち

「役職定年」で居場所を見失う人たち

「役職定年」てご存知でしょうか?

会社によっても年齢の違いはあります
55歳ころになると、「役定」、
いわゆる「役職定年」というのが
始まります。
 
 
 
 
 
第一生命主催のサラリーマン川柳に
こんなのがありました。
 
「定年前 仲人した男(こ)の
部下になり」(淋人)
 
 
まさに50代のサラリーマンの悲哀
込めた川柳で、複雑な心境が込め
られている気がするので、少しも
笑えない。
 
 
 
 当の本人にしてみれば、
「もう自分は会社にとって要らない
存在かも……」という気持ちに
させられているのでしょう。
 
 
 
役職定年制、略して「役定」は、
50代にして管理職から降ろされる
ことであります。
 
 
 
課長・部長・○○長と呼ばれて
いた人が一夜にしてヒラになり、
参事など意味不明な肩書きを
もらうことになります。
 
 
 
管理職から降りたといっても、
実際にやる仕事は従前とあまり
変わらない場合が多い状況です。
 
 
責任の大きさも変わらない。
 
 
変わるのは給与の方で、ガタッと
落ちるのがフツーです。
 
 
 

精神的にも辛い制度!!

 
このように「役定」を迎えた
中高年サラリーマンは、役員を
除いて、仮に能力が落ちて
いなかったとしても、年齢という
壁に阻まれて、ドスンと
落とされてしまいます。
 
 
 
「役職定年」は、会社にはいい
制度かもしれないが、
当の本人には、酷な制度です。
 
 
 
40代や50代前半の働き盛りの頃
サラリーマンの中で、考えている
人は、殆どいないのではないで
しょうか?
 
 
 
というより
 
 
 
分かっていないという言い方の方が
適切かもしれません。
 
それは、
割りと「ある日突然」のイメージ
です!!
 
 
 
  
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